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自衛隊の制服・服装の種類は?制服と作業服のちがい

この記事は一般的な仕組みの紹介です。制度は改正されます。最新の内容や自分の場合の扱いは、防衛省・自衛隊の公式サイトや所属部隊の担当窓口でご確認ください。

自衛隊の人たちは、場面によって服装を使い分けています。この記事では、防衛省・自衛隊の公式ページで確認できる範囲で、制服まわりの基本を紹介します。色や形の細かい決まりは、陸・海・空や時期によって変わるため、ここでは「大まかな種類」にとどめます。

制服を着るのは「自衛官」

防衛省の解説では、制服や迷彩服を着ている人たちを「自衛官」と呼び、制服を着ない事務官などと合わせて「自衛隊員」と呼んでいます。どちらも国家公務員です。

大きく分けると3つの場面

制服(式典・外出など)冬服・夏服があり、式典などで着ます。階級や所属を示す記章を付けます。
作業服・戦闘服(日々の勤務)迷彩柄の服などで、通常の勤務で着ます。海上自衛隊の音楽隊の紹介ページにも、迷彩服の半袖で通常勤務をする場面が出てきます。
その他の服装雨衣、外とう(防寒用の上着)、ジャンパー、セーター、略帽など。陸上自衛隊の制服改正の資料には妊婦服も挙げられています。

「第1種」「第2種」「第3種」とは

陸上自衛隊の制服改正(2018年)の資料や、海上自衛隊の音楽隊のページでは、夏服が「第1種夏服」「第2種夏服」「第3種夏服」のように区分して呼ばれています。種類ごとに着る場面が分かれていますが、どの服をいつ着るかは部隊の決まりによります。海上自衛隊の第2種夏服は、海上自衛隊で初めてベレー帽をかぶれる服として紹介されています。

階級で見た目が変わることも

陸上自衛隊が2018年に制服を改めたときの資料によると、色は紫紺(しこん)色で、階級の区分がひと目で分かるように袖章と側線が加えられました。デザインは将官・幹部・曹士で分かれています。制服は、組織の見た目をそろえるだけでなく、立場を分かりやすくする役目も持っています。なお、この改正は陸上自衛隊のもので、海上・航空は別の制服です。

制服に付いているもの

  • 階級章:階級は全部で16段階あり、陸・海・空で色や形が違います。
  • 帽章:陸・海・空それぞれの帽子に付きます。
  • 部隊章:所属を示す印です。陸上自衛官は右腕、航空自衛官は右胸に付けます。
  • き章:職務や技能、資格を示すもので、左胸に付けます。
  • 防衛記念章:表彰や国際貢献の従事などを示すもので、左胸に付けます。

階級の名称は階級の記事で紹介しています。

制服は買う?借りる?

地方協力本部のよくある質問では、制服や戦闘服は貸与(借りる形)で、サイズが合わなくなれば定期的に交換してもらえると説明されています。ワイシャツや戦闘服は渡される枚数が決まっていて、数枚買い足す人もいるそうです。一方、私服は自己負担です。入隊時の持ち物は教育隊によって違うので、入隊先が決まってから確認しましょう。

身だしなみのルール

地方協力本部のよくある質問では、女性隊員は髪を伸ばしてもよいものの、勤務中は後ろでまとめること、金髪などの奇抜な髪型は他の公務員と同じく禁止であることが紹介されています。化粧は、たしなみ程度なら問題ないとされています。細かな規定は変わることがあるため、気になる点は募集窓口で聞いてみましょう。

雨の日は傘をささない

制服や戦闘服を着ている間は傘をささず、雨衣を着るのが基本とされています。両手を空けて、何かあったときにすぐ動けるようにするためです。

入隊後の生活は自衛官候補生の記事も参考になります。

出典

2026年10月10日公開