自衛隊の装備にはどんな種類がある?艦艇・航空機・車両をやさしく紹介
この記事は一般的な仕組みの紹介です。制度は改正されます。最新の内容や自分の場合の扱いは、防衛省・自衛隊の公式サイトや所属部隊の担当窓口でご確認ください。
自衛隊のニュースや写真を見ると、「護衛艦」「哨戒機」「10式戦車」など、聞き慣れない名前がたくさん出てきます。この記事では、防衛省・自衛隊の公式ページで紹介されている範囲で、装備の「種類」をざっくり整理します。性能の細かい数字には触れません。
装備は「陸・海・空」で顔ぶれが変わる
自衛隊の装備は、陸上・海上・航空の3つの自衛隊ごとに、仕事に合わせたものがそろっています。ここでは公式ページに載っている分類名を中心に見ていきます。
| 陸上自衛隊 | 戦車、装甲車、輸送車両、自走砲や火砲、ヘリコプターなどの航空機、地上から空の目標に対処する誘導弾、水陸両用車、橋をかける装備など。災害派遣に備えた救助機材、給水車、入浴機材も持っています。 |
|---|---|
| 海上自衛隊 | 護衛艦、潜水艦、ミサイル艇、輸送艦、補給艦などの艦艇。哨戒機、哨戒ヘリコプター、救難飛行艇、輸送機などの航空機。 |
| 航空自衛隊 | 戦闘機、早期警戒管制機、輸送機、輸送ヘリコプター、救難ヘリコプター、偵察機、救難機など。地上から迎撃する誘導弾もあります。 |
名前の読み方のヒント
- 護衛艦:海上自衛隊の水上艦の中心になる艦です。ヘリコプターを載せるものなど、いくつかのタイプがあります。
- 哨戒機・哨戒ヘリ:海の上を見回って、異常がないか確かめる航空機です。
- 早期警戒管制機:遠くの空を見張り、航空機の動きを把握する役目の機体です。
- 救難ヘリ・救難飛行艇:事故や災害のときに人を助けるための航空機です。
公式ページで紹介されている例
防衛省・自衛隊のページには、たとえば次のような装備が写真つきで載っています。
- 陸上:10式戦車、16式機動戦闘車、03式中距離地対空誘導弾、CH-47JA輸送ヘリコプター
- 海上:いずも型護衛艦、もがみ型護衛艦、たいげい型潜水艦、砕氷艦「しらせ」、P-1哨戒機、US-2救難飛行艇
- 航空:F-35A戦闘機、E-767早期警戒管制機、C-2輸送機、UH-60J救難ヘリコプター


ちょっと変わった艦や機体
種類の中には、役目がはっきりした個性的なものもあります。氷を砕きながら進む砕氷艦、潜水艦の救難などを担う潜水艦救難母艦、政府の要人が使う特別輸送機などです。航空自衛隊には、航空祭などで曲技飛行を見せるブルーインパルスもいます。名前と役目をセットで覚えると、ニュースの写真がぐっと読みやすくなります。
装備は「人」が動かす
艦艇や航空機は、それぞれを動かし、整える人がいて初めて働きます。たとえば海上自衛隊には、航海・船務、機関、航空機整備、飛行、通信、衛生など、さまざまな職種があります。護衛艦の砲やミサイルを扱う「射撃」、機雷を取り除く「機雷掃海」のように、装備と結びついた仕事もあります。職種の考え方は自衛隊の仕事の記事も見てみてください。
災害のときに使う装備もある
装備というと戦うための道具を思い浮かべがちですが、陸上自衛隊には給水車や入浴機材、救難の分野にはヘリコプターや飛行艇もあります。災害派遣での活動は災害派遣の記事で紹介しています。
知りたいときは
装備の最新の顔ぶれは、整備や更新で変わります。実物を見たいときは、基地・駐屯地の一般公開や自衛隊のイベントが手がかりになります。