海上自衛隊の仕事|潜水艦・掃海・航空部隊などの職種
この記事は一般的な仕組みの紹介です。制度は改正されます。最新の内容や自分の場合の扱いは、防衛省・自衛隊の公式サイトや所属部隊の担当窓口でご確認ください。
海上自衛隊というと護衛艦を思い浮かべる人が多いのですが、潜水艦、機雷への対処を行う掃海、航空機の部隊など、活躍の場は広がっています。ここでは、公式サイトで確認できる範囲で、一般的な仕事の内容を紹介します。護衛艦の中の役割は護衛艦の仕事の記事で紹介しています。
職種は16に分かれています
公式の紹介では、海上自衛隊の職種は16あります。射撃、水雷、掃海機雷、航海・船務、航空管制、航空機整備、経理・補給、施設、通信、機関、潜水、飛行、情報、衛生、気象、音楽です。船に乗る仕事も、基地で支える仕事も含まれています。
潜水艦の仕事
潜水艦は、海の中で活動する艦です。海上自衛隊の潜水艦部隊は、潜水艦隊としてまとめられています。どの職種の人がどの配置につくかなど、艦内の細かい分担は、公式サイトで確認できませんでした。外からは見えにくい活動が多いため、くわしい説明は説明会や地方協力本部で聞くのが確実です。
- 潜水艦に乗る人は、専門の教育機関で潜水艦に必要な術科教育を受けます。
- 募集サイトのQ&Aには、潜ってしまえばほとんど揺れないので、船酔いしやすい人も勤務している、という説明があります。
- 配置や資格の条件は変わることがあるため、くわしくは地方協力本部で確認してください。
掃海(機雷への対処)の仕事
掃海は、海に仕掛けられた機雷を見つけて取り除き、船が安全に通れる海をつくる仕事です。掃海艦艇に乗り、機雷の探知や掃海具の操作を行うのが掃海機雷の職種です。浅い海での水中作業や、機雷・不発弾の処理を行う「潜水」の職種もあります。掃海を専門に行う掃海隊群があります。また、航空部隊の中にも、機雷の掃海を主な任務とするヘリコプターの部隊があります。
航空部隊の仕事
海上自衛隊は、哨戒機やヘリコプターなど多くの航空機を持っています。飛行の職種は、哨戒機、救難飛行艇、艦載ヘリコプターの搭乗員として任務につきます。航空部隊は、航空集団としてまとまっています。


飛ぶ人だけで航空部隊は動きません。航空機整備(機体やエンジン、計器の整備)、航空管制(飛行場周辺の航空機の誘導)、気象(気象・海洋の観測)なども、航空部隊を支える大切な仕事です。航空集団には、人や物資を運ぶ輸送の部隊もあり、災害のときには輸送も任務とされています。パイロットを目指す道はパイロットの道すじの記事にまとめています。
船の機関や通信も大切な仕事
艦艇を動かすには、航海・船務(艦橋での航海業務やレーダーを使った戦術活動の支援)、機関(エンジンの運転・整備や、火災・浸水への対処)、通信(通信機器の運用や暗号の取り扱い)などの職種が欠かせません。潜水艦、掃海艦艇、護衛艦のどれにも、こうした職種の人がチームの一員として乗り組みます。
勤務のイメージ
- 艦艇は、停泊中は一般の公務員に近い勤務時間で、出港中は交代制の当直が中心と案内されています。
- 転勤は、数年ごとにあると案内されています。
- 艦艇勤務の生活は艦艇での生活の記事、そのほかの仕事はあまり知られていない仕事の記事も参考になります。
どの職種に進めるかは、採用の種目、適性、希望、教育の結果などで変わります。迷ったら、説明会や地方協力本部で相談してみましょう。